日本の優良メーカーを紹介したい。
インテリアデコレーターとして30年近く撮影業界でインテリアを飾る事を生業をし家具や雑貨を見続けてきました。その中で国内製造メーカーのこととして気づいたことは
80年代、日本を代表するインテリアメーカーは海外製品のデザイン力におされ敬遠されがちでした。
90年代、途上国での製造で安くしかも比較的デザインの良い製品に販売スペースを奪われていました。
2000年、少しづつ国内の販売メーカーがデザインを重視した商品を作り出してきましたが製造は海外での製造が多いようでした。
2015年、オリンピック開催も決まり活気に満ちてきそうな期待感の中、日本ブランドの良さを引き出した国内製造品インテリアをメインに販売してみたくなりました。
海外製品に無い良さを伝えたい。
海外に代表されるメーカーはもちろん私もとても好きで気づいてみると回りに有るインテリアはほとんどが海外メーカーでした。
あるときお客様に国内製造メーカーの高級掛け布団カバーを購入していただきました。その後洗濯の仕方が悪かったようなのですがファスナー代わりについているボタンが外れお客様からその旨相談の連絡があり商品を送ってもらいました。ボタンくらい私が修繕しようと思って軽く修繕依頼を請け負ってしまいましたがシルク製品のため生地ごと破損していたのでボタンのつけようが有りませんでした。私には手におえませんでしたので製造メーカーに相談したところ修繕の依頼を受けていただけました。修繕方法は私には思いも付かない方法で綺麗に直していただき修繕費用は有料でしたがお客様にも喜んでいただけました。
そのときが良い製品には頼りになる製造メーカが付いているので安心して取引が出来ると実感した瞬間でした。
もちろん海外製品でも良い販売メーカーが付いていれば問題はありませんし、国内メーカーでもケースによっては当然断られます。
先ほどの例はサービス面でしたが製品造りに対する消費者目線での設計や製造など身近な素敵な例で、コーヒーのビンや商品に貼って有るシールなど真っ先に剥がしやすくしたのは日本だと聞いています。
消費者に対するメーカーの使いやすさを考えた配慮や作り手の技術的なこだわりなどさりげなく当たり前のようにやってきたこと。実はこれが最大のアピールポイントだと思っています。
この製品の実用的な良さとデザイン力を併せ持ったメーカーの商品を販売しお客様のインテリアライフに役立つよう伝えて行く方針です。